〇思い立っての運動は危険

自分の健康を考え急にマラソンやランニングを始める人。筋肉を付けたほうが健康だと思い急に筋トレを始める人。学生時代に行っていたスポーツを良かれと思い急に始める人。皆さんのほとんどが急に運動を始め、結果的にどこかを痛め運動を中止しています。間違った体の使い方で行う運動はケガのリスクを自らで高めています。

〇からだの常識を変えて欲しい

皆さん運動を始めるきっかけや目的は様々だと思います。私としてはこの先も長く、そして楽に動き続けることのできる体を獲得して欲しいと願います。楽に動き続けることのできる体は筋力に依存する体ではありません。何となくジムに行き筋トレをして健康体になれると思い込んでいる方が非常に多いです。大多数の方が私の思う真逆の筋肉や関節を使って日々非効率に体を動かしています。体の使い方から見直していかない限り、楽しく継続的に運動することや痛みなく生活を送っていくことは難しいと考えています。

〇動作は骨盤と股関節で決まる

スポーツは骨盤と股関節の使い方でパフォーマンスが決まると言っても過言ではありません。例えばゴルフスイングでいうと骨盤、股関節が固まった人が行うと無理に腕の動作や力でクラブを運ぶため体に力みが生まれます。いわゆる手打ちと呼ばれる現象です。継続すると前腕部、上腕部、背部の筋肉が張り、手首まで痛める危険性があります。骨盤、股関節から動けないということは末端部への負担が大きくかかります。骨盤と股関節の可動域が向上することで無駄な力みが減り、体の中心からスムーズに動くことが可能になります。筋力に頼らなくてもパフォーマンスは大きく向上していきます。

楽に動けるカラダを手に入れるために。


私の考案したYURA骨盤メソッドは、体を動かすことにおいて一番重要な骨盤、股関節を意識して動かすことをメインに行います。骨盤と股関節から動作を行うことは普段したことのない方からすると非常に難しいです。多くの方が骨盤を動かすことができないが故に膝関節に依存して動作を行っています。年齢を重ね膝が変形して歩行が困難な方を多く見かけませんか?それは筋力が衰えたからでしょうか?私は骨盤動作や股関節の硬さが生み出したと考えています。効率よく楽に体を動かすためには筋力だけではなく骨盤と股関節を正しく扱うことが必要不可欠になります。筋力をつけて体を長持ちさせることには限界があります。自分の体を少し理解して自分自身で骨盤、股関節を操れることが楽しい人生を送ることに繋がります。



TOP